【ミラノ旅行記】ヒースロー経由でリナーテ&マルペンサ空港を使い分け。【JALラウンジを無料で使う】


目次

先日、イタリア・ミラノに行ってきました。とりあえずまず言いたいのは、Apply(Google) Pay最高!! 全ての支払いはApple Payでした。

今回はロンドン・ヒースロー空港でのトランジットを経て、リナーテ空港(LIN)に到着し、帰りはマルペンサ空港(MXP)からのフライトというルートを利用しました。

2024年12月からは、ミラノにはANAから直通運航が開始されています。

今回はJALを利用して、JALのラウンジに潜入(笑)し、ロンドンでのトランジットをしてからのミラノへ着陸を行いました。 その他、空港から市内へのアクセス方法、ミラノ地下鉄のチケット事情、そして旅行中に使ったeSIM(Ubigi)についても忘れないうちにまとめます。


これは羽田空港限定ですが、羽田発ロンドン行きJL041便に限り、エコノミークラスでも一定の条件でラウンジを利用できます。

JALカレーもお酒も飲むことができます。どうせ使うなら是非とも活用していきたいですね!

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キリン 一番搾りも飲み放題
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JALカレーで最後の腹ごしらえ
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深夜なので人はまばら
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ロッカーも空きが目立ちます

写真を撮り忘れましたが、シャンパンや日本酒といったものもありました。軽食についてもカレー以外にもありましたが、時間が時間だからか、多少欠品しているものもあったみたいです。

羽田空港のT3の免税店も10時を過ぎてくると閉まってくるお店が多いですし、航空会社のラウンジは、ロッカーもありますので快適に過ごすことができます。

JL041便(ヒースロー行き)限定という点がありますが、活用しない点はないでしょう!

なお、ミラノ直通便が就航したANAのNH207も大体深夜発です。こちらは直行便ですがフライト時間が15時間程。そしてANAなのでT2発です。

同じような時間帯のフライトですがJALだとT3を利用できる。そしてラウンジもついてくる。ただしトランジットが必要。ということをメリットとみるかデメリットとみるかの選択をするのもよしでしょう。

今回はJALからブリティッシュ・エアウェイズ(BA)への乗り継ぎでした。 ヒースロー空港では以下のような動線になります。

  • BAのターミナル5出発便に乗り継ぐ場合 → 乗り継ぎ用連絡バスを利用
  • ターミナル3出発便の場合 → 同ターミナル内での乗り継ぎ

JALはヒースロー空港ではターミナル3に到着します。 ミラノ行きはヨーロッパへの発着陸の多い、ターミナル5への移動が多いと考えられます。今回もターミナル5発のBAに乗りますので、案内通りに連絡バスに乗って無事乗り継ぎをします。

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別のターミナルへの移動の案内板を確認して移動です

なお、ターミナルを移動すると、都度手荷物検査があります。機内で水のペットボトルをもらったり、売店等で購入した場合もターミナルを移動した直後の手荷物検査で没収となりますので、注意しましょう。

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紫の案内板を頼りにてくてく歩きます
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この看板がみえたらターミナル移動バスはもう直ぐです

ターミナル間の移動バスは結構頻繁に来ていますので、慌てなくても大丈夫です。

ターミナルに移動した後の保安検査がどれだけ待つのかわからないので、時間の余裕は持って移動しましょう。

特にターミナル5はフォートナム&メイソンのロンドン・ヒースロー空港でしか買えないヒースローブレンド等もあります。また各種免税店などもあり、軽食を食べることも可能です。早めに保安検査を受けてしまいましょう。

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この後何があるかもディスプレイにちゃんと書かれているのでみておきましょう。

JALの案内ページや、こちらの現地体験レポも参考になります。


リナーテ空港は、EU圏からの飛行機のみが発着する小規模な空港です。そのため、

リナーテ空港は市内から近く、アクセスが良好です。(リナーテ空港は都心から4.8km、マルペンサ空港は都心から39.97km Wikipedia )

今回は使いませんでしたが、ごく最近、メトロがつながったそうです。1日周遊パスなどを利用すれば、メトロで市内まで行くことも可能です。

タクシーを使っても市内中心部まで約30分、料金は時間帯別の基本料金と、日本のように距離別の従量料金となります。特に荷物が多い場合や、到着直後の移動にはおすすめです。

到着ゲートから左側の外側にタクシー乗り場があるので、そこから利用することさえ気を付けておけば良いかと思います。

今回は、夜間に到着したこともありミラノ中央駅よりちょっとはずれた場所のホテルまでとなりましたが、43ユーロでした。


帰国時はミラノ中央駅(Milano Centrale)から鉄道でマルペンサ空港へ。

空港連絡列車「Malpensa Express」を利用すれば、1時間弱で到着できます。

ただし、この鉄道の公式サイトは日本からのアクセスが制限されているため、事前に情報収集がやや難しい点に注意。

おそらくEU圏以外からのアクセスを遮断しています (403 Forbiddenが戻る)

また、中央駅などから乗る際に、よく、ぼったくりのパスを買わされた、といったことを見かけましたが、Apple Payを利用することができるなら、改札でタッチするだけでOKです。

記念品等に切符を購入したい場合は券売機でApple payを使いましょう。

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MXP到着の図

今回の旅行では、UbigiのeSIMを利用しました。 空港到着後すぐに通信でき、アプリでの設定も簡単です。

  • アプリをインストールする
  • アカウントを作成する
  • アプリから目的地のGBを購入する
  • (初回のみ)eSIMをインストールする

で終了です。GBを購入するときは、以下のプロモコードを使っていただけると、後日私も割引を受けることができますので是非とも活用してみてください!

Ubigiプロモコード
MVV2ZJHV

速度・安定性ともに良好で、Google Mapや翻訳アプリなども問題なく使えました。むしろ日本よりも早いです!

Ubigiは日本だとNTTグループが提携しているようですので、日本語翻訳などもそこそこちゃんとしています。

※UbigiのeSIMの使い方や設定方法については、別記事にて詳しくまとめます。 →【準備中】UbigiのeSIM設定ガイド(準備・購入・アクティベート手順)


ミラノの地下鉄はチケットの種類が豊富ですが、駅の券売機がやや複雑。 特に、旧式の券売機と新型が混在しているため、使い分けが必要です。

新しいチャージ式の券売機には、正面上部に**「Top up tickets」**という表示があります。 古い券売機では紙チケットの購入か、従来の電子チケットのチャージしかできません。 「Top up tickets」表示のある券売機を探すのがコツです。

  • 一日券(24時間有効):7.6ユーロ
  • 三日券(3日間連続利用):15.5ユーロ(以前より値上がり)
  • 回数券(10回分):19.5ユーロ(1回分お得。ただし複数人使用不可)

短期旅行の場合は、一日券 or 三日券の利用が便利でおすすめです。

ですが、片道、もしくはその場限りで乗るならそのままApple payで乗ってしまったほうが楽かと思います。

ちなみに、ミラノ地下鉄の路線図はこちらのサイトで紹介もされています。こちらに記載した地下鉄の乗り方などもまとまっていますので、合わせて参考にしていただくことをお勧めします。

紙チケットから電子チケットへ!~ミラノ地下鉄-最新情報<2024年5月> | ルイジーロ

ようやくミラノの公共交通機関でも紙製の切符が廃止となり、チャージ式のカードへと移行が始まりました。今回は、実際の利用方法について詳しくレポートしています!

Ankerの615 USB Power Stripがとても役立ちました。

ACタップが2つ、USB-Cが2ポート、USB-Aが1ポートついています。そしてGaN対応で高出力、小型。ケーブルも本体に巻きつけて運ぶことが前提の形のため、これと海外電源変換アダプタを持っておけば、大概のことは事足ります。

今回は、これに加えて、Anker PowerCore Fusion 10000を持ち歩きました。

コンセント一体型でモバイルバッテリーにもなる。手荷物として機内持ち込みができる容量でもありますが、やや重い。重量があるため、直接コンセントに刺すと、抜けることがややあります。

そんな時にも615 USB Power Stripがあればコンセントから距離を取って垂直方向にPowerCore Fusionを刺せる!同時にUSB-Cの他のものも充電できる!なんならPowerCore の充電時間が早い!ということなしです。

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商品説明はありません

ミラノ旅行では、空港からのアクセスや現地での通信手段、交通機関の使い方が分かっていれば非常にスムーズに行動できました。 特にeSIM(Ubigi)を使えば、SIMカードの入れ替え不要で即通信可能。 今後の旅行先でも活用したいと思いました。


後日、「UbigiのeSIMを初めて使う方向けのガイド」を公開予定です。 旅行前の準備に不安がある方は、そちらもぜひ参考にしてみてください。