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映画「おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出」@イオンシネマ


映画館に行ったのは、シン・ゴジラ以来。

緊急事態宣言が明けようと、緊急事態宣言中だろうとしばらくは不特定多数の人員が集まるような場所は心情的に避けたいところですが、どうしてもみておきたい映画がありました。

それは映画「おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出」

子供がどこからか割引券付きの短冊ポスターをもらってきて「ここ行きたい!」と猛アピールをしてきたこと、この1年ひたすら自粛をしてきたこと、子供参加が前提の映画なので、劇場側も配慮をしているだろう、さらには、公式サイトから公開劇場を確認することができますが、そのほとんどがイオンシネマということもあり、買い出しを兼ねて観に行くことにしました。

以下、ネタバレを避ける範囲の感想。

オンライン予約時には割引が利用できない

おそらく全国の幼稚園、保育園、スーパーなど児童が集まる場所でチラシがわりに割引券付きの短冊ポスターを配布しているのだとおもいますが、イオンシネマのオンライン予約では、そういった物理媒体による割引券は利用できないようでした。

昨今の情勢から事前予約制、事前指定席制は理解できるし非常に良い試みだとは思います。ただネットでの事前予約(決済)が必須のため、子供がもらってきた当日割引券が全くもって利用できない(笑

8時代の回はほぼ貸切状態

8時代のその日一番最初の回を予約していきました。そこそこ人がいるだろうと思っていましたが、思っていたよりも人は少なく、同じ回には他に2家族しかいませんでした。つまり3家族9人でスクリーンを独占したこととなりました。

ここまで貸切に近いのはなかなかないと思います。

「ヘンテコ世界からの脱出」の内容について

「おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出」は2018年から始まる 映画「おかあさんといっしょ」の3つ目の作品。これまでの映画と同様観客参加型コンテンツ。おにいさん・おねえさんらの実写パートに「ガラピコぷ〜」のアニメーション部分がミックスさせる作りになっています。

地上波でたまにやっている「はじめての大冒険」(1作目)はおにいさん・おねえさんらの実写パートと「ガラピコぷ〜」の二部作になっていますが、今回の作品は構成方法が異なりました。

映画「おかあさんといっしょ」シリーズは観客参加型の映画です。

「ヘンテコ世界からの脱出」に関しては、コロナ禍のなか、いかに安全安心に(しかも児童が)映画館に来てみることができるか、ということを苦労して考え抜いたと思わされる作りになっていました。

「声を出して応援して」といった方法は避けられており、「手を叩いて大きな音を出して」「指をさして教えて」 といった 「黙」 をベースに児童を楽しませようという作りになっていた。

子供のトラウマを突くのが上手い

67分の映画なのに開始10分ほどで子供が「帰る」と言い出しました。

てっきり飽きてしまったのかと思っていましたが、後々妻に聞くと「あれは怖かったんだと思う」とのこと。

確かに「迷子=一人になる=不安」という子供のトラウマを狙いに行った部分の描写のシーンで帰るといい出していたこともあり、なるほど、確かに。

映画のエンディングは普段の「おかあさんといっしょ」

そろそろおわりかな、というところは、いつもの放送のように「からだ☆ダンダン」でした。ここでも観客参加型に配慮した作りとなっていて、たまに放送でも行っている「座ったままでできるからだ☆ダンダン」が採用されていました。

スタッフロールの合間の撮影シーン

恒例の「撮影」シーンでしたが、今回は「みんなで撮ってね」と、おにいさん・おねえさんらを「自分たちで写真を撮って」スタイルになっていて、おにいさん・おねえさんらと一緒に写真を撮ろうね。というスタイルではなくなっていました。ここにも、「万一、児童が席から離れてしまわないように」という配慮だと感じました。

まとめ

実写パートとアニメパートを混ぜるのであれば、普段の放送の着ぐるみを利用した方が「(普段通りで)親しみがあるんじゃないのかな」、と思う部分がありました。また、ストーリーもやや難しい内容になっていた気がしますが、仮に緊急事態宣言が明けたとしても、明けてなかったとしても、できることを最大限考え、検討して作り上げた映画だと感じました。

児童が安全、安心して楽しむことができ、また楽しませようという愛に溢れた映画だったと心から思います。また来年も楽しみにしたいと思います。

このような作品を作り上げたスタッフの皆様と、そして、ただでさえ忙しい、おにいさん・おねえさんらが、このコロナ禍で撮影したと考えると、この映画は一体どのようなスケジュールで撮影したのか、その舞台裏が気になってしまうところです。