HHKB Studioをゲオあれこれレンタルでレンタルしてみて
新年度シーズンだからか、色々なクーポンがGmailに送付されてくる。件名だけ確認していると、ゲオあれこれレンタルから、「【メルマガ会員限定】短期レンタル商品が10%OFFクーポンプレゼント!」が届いていることに気がついた。
ちょうどそろそろ現在のキーボードに飽きてきたところなので新しいキーボード欲がでてきたところだったのでレンタルしてみることにした。
HHKB Studioのスペック
公式サイトより
ポインティングスティック、マウスボタンを搭載
キーボードのほぼ中央にマウス操作を可能にするポインティングスティックを搭載、3つのマウスボタンをスペースバーの下に配置。 キーボードとマウス間の手の移動を減らし、よりスピーディーなタイピングを実現します。 設置面積も小さいため、移動中の手狭なテーブルやカフェなど外出先でも快適に作業ができます。
本体の4箇所にジェスチャーパッドを搭載。指でスライドするだけの簡単操作で画面切り替えや、ボリューム操作などのアナログ操作も思いのままにします。 ショートカットキーの登録で、コーディング時の参照先ジャンプやソース移動、写真や動画の編集時に必要となる直感的な調整作業など、用途に応じた簡単操作で、効率の良い作業を実現します。
HHKB Studioを試したことがなかった自分にとって今回のレンタルで一番気になっていたのは、「4つのジェスチャーパッド」の存在である。 この4つのジェスチャーパッドとポインタを利用することで、実質マウスが必要なくなる、と考えていた。
普段利用しているキーボードについて
普段利用しているキーボードを書かなければHHKBとの比較の前提が変わってしまうので記載しておく。
現在利用しているキーボードは2種類で、共にKeychron
- Keychron Q8 Pro Alice proflie 赤軸
- Keychron K8 茶軸
となっている。HHKB StudioはFnキーがないので65%(?)かと思うので、そもそものキー数が物理的に異なるため、ポジションとして窮屈となることが大前提となる。
HHKB Studio を1週間使ってみて
正直にいうと、思っていた以上に使い難かった。これは普段利用しているレイアウト・プロファイルとの差だけではないかと思った。
一番大きなポイントとして、1週間ではジェスチャーパッドに慣れることができなかった。
ジェスチャーパッドはHHKB Studioでもっとも気になっていたポイントではあるが、そもそも自分の手ではどんなに指を伸ばしてもホームポジションの状態でジェスチャーパッドに手が届かなかった。もしかすると、ジェスチャーパッドを利用するときは一度手を離すことが前提なのかもしれないが、それだったらトラックパッドを使った方が楽。
なんとかしてホームポジションに置いたまま、もしくは指は打鍵できるような状態で4つのジェスチャーパッドを使いこなせるようにしたかったのだが、いまいちであった。
2つ目の挫折点として、トラックポインタというのだろうか、IBMのThinkpadキーボードについている赤ポチ、あれを使いこなすことができなかった。いや使ってはいたのだが、ついついトラックパッド、あるいはトラックボールに手が伸びてしまい、全ての操作をキーボードで完結することができなかった。
3つ目としては、これはレンタルしたHHKB Stuidoの軸が異なることからかもしれないが、打鍵感がどうしても納得できなかった。ホットスワップ対応とのことで、自分好みに変更できるそうではあるが、やはりトラックポインタがあることから、中心部のGHBあたりのキーに関しては専用のものでないと干渉する可能性があるらしく、それがすこ式になってしまった次第。
案外、トラックパッドやメカニカルキーボードに慣れていると、満足でいないかもしれない。とはいえ、これが国産の、しかもHHKBの流れで出てきたことは非常に興味深く、今回ゲオあれこれレンタルで借りることができたのは非常にありがたい。今回は見合わせたが、一応レンタル者向けのクーポンチラシも手に入ったことではあるし。
個人的な感覚値として、キーボード自体は悪くない。ただし価格と今利用しているキーボードのレイアウト、プロファイルとの相性から考えると、2万円台であれば買い、となる感覚を持った。