全文検索エンジンFessをdocker compose で試す
自端末内のドキュメント管理どうしていますか。
Googleデスクトップ検索がサービス終了してからというもの、自端末のドキュメント管理が課題。l基本的にMacを使っているので、Documentsのディレクトリに全てのドキュメントを入れて、少し前まではAlfred、最近はSpotlightを利用しているのだけれども、いまいち使い勝手が悪い。
そんな中、OSSの全文検索エンジンのFessというものがあるということを知ったので、試してみました。結論から言うと、満足できる結果は得られていない。アプリとしての性能は良いのだと思うのだけれども、日本語ファイルや日本語フォルダがクロール対象にならないことが課題(逆に言うとこれがクリアになれば、使えるのではないかな、という体感)
ただし、クロール対象のフォルダをSambaとしてマウントさせるとクロール対象となった。(とはいえ、Dockerのホスト端末にSambaを起動させてクロールするのはちょっと・・・)
以下、メモ。
docker composeでFessをインストールする
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クローンしたら、composeフィアルを編集して、ローカルのドキュメントフォルダをwww配下にマウント
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Fessにログインして、クロールポイントを作成
Fessはデフォルト8080ポートで稼働しているので、http://localhost:8080にアクセスして、クロール場所を設定する。
まずは試しに以下のように設定した。
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このようにすると、一旦、マウントしたローカルディレクトリ内で、マルチバイトが含まれないファイルがクロール対象となりElasticSeachで検索可能となる。
ファイルの中に日本語が入っている場合、その文字列も検索対象となるが、ファイル名、あるいはパス名に日本語が含まれていると対象とならない。
一方、ローカルにマウントせず、ホスト側にSambaを起動し、同様に設定すると、日本語がパス、ファイルに含まれていたとしても検索対象となる。とはいえ、そのためにSambaを起動しておくのもちょっと・・・。
もう少し試して、日本語文字列が入っていてもクロールできるようになれば、改めて更新しようと思う。