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Keychron K8 Proのベアボーンを入手して組み上げた


Kickstarterで出資していたKeychron K8 Proのベアボーンを利用して自作キーボードを作成した。

Keychron K8 はいわゆるテンキーが存在しない80%レイアウトのキーボード。国内でも販売されておりヨドバシなどでも入手可能。

今回Keychron K8 Proとして、キーレイアウトはそのままに、QMK/VIA(キーマッピングのカスタマイズ)対応なキーボードがでることになった。

今回も前回同様見送りとしようかと考えていたのですが、QMK/VIA対応でカスタマイズ可能であるということと、ベアボーン(スイッチやキャップを用意してDIYで組み立てが必要)がでるということから、ベアボーンに対して出資をすることにしました。

ベアボーンは2022年6月9日に受け取り

ベアボーンの発送が一番最初かと思っていたところ、出資者が少ないのか、ベアボーンは、発送開始後やや遅れての発送となっていました。

早速組み立てをと思いましたが…、スイッチが足りませんでした。(Keychron K8 Proは87個必要)

というわけで、手元のスイッチの買い増しから必要です。

Keychron K8 ProをDIYするために必要なもの

自作キーボード、といっても、土台はKeychron K8 Proを利用するので、パーツさえ揃えればプラモを組み立てるようなものです。正しくパーツ選定すれば、あとは組み上げるだけです。今回利用したのは以下

今回は、TTC製のゴールドピンクスイッチが手元に余っていたので、買い足しましたが、Keychron K8 ProをDIYするだけなら、87個あれば十分です。

ポイントは、SMD LED対応のスイッチであること、MX互換のスイッチであること、スイッチにあったプロファイルのキーキャップを選択する。でしょうか。Keychronなら、MX互換とCherry Profileを選択しておけばほぼ間違いありません。

https://res.cloudinary.com/dlhmnejhz/c_scale,f_auto,q_auto,w_1200/DSC_0401_vd3l5o.jpg
DIYで組み上げたKeychron K8 Pro

QMK/VIAを利用したキーマッピングのカスタマイズ

組み上げたKeychron K8 Proキーボードですが、ここからが本番です。DIYして組み上げたキーボード、キーマッピングも多少カスタマイズします。仕事柄、MacからWindowsにリモートすることがまれにあるのですが、この時、Macは英字キーボードとして認識しているのに、リモート先のWindowsは日本語キーボードとして動作するために、一部のキーが入力し難い、という課題を解決したいと思います。

具体的には 「\ バックスラッシュ」を英字キーボードで手軽に入力で切るようにします。

VIAツールの立ち上げ

Keychron公式からVIAツールとKeychron K8 Proのキーマッピングプロファイルをダウンロードします。

VIAツールを起動し、キーマップファイルを読み込ませます

https://res.cloudinary.com/dlhmnejhz/c_scale,f_auto,q_auto,w_1200/2022-07-19164506_yrgnth.png
VIAツール起動
https://res.cloudinary.com/dlhmnejhz/c_scale,f_auto,q_auto,w_1200/2022-07-19164518_rqrmvj.png
DESIGNタブからProfile読み込み

カスタムキーを設定したいキーを上段でクリックして選択後、下段のキーマップを押して1つずつ反映させます。今回は、Window向けに「\ バックスラッシュ」をEnterキーの上かつ、Fnキーを押した際に利用するボタンとして書き込みます。

https://res.cloudinary.com/dlhmnejhz/c_scale,f_auto,q_auto,w_1200/2022-07-19164542_rjshnh.png
「\ バックスラッシュ」をEnterキーの上に書き込み

設定は即時反映のため、これで終了です。その他、個人的な好みとして

  • CAPSLOCKと左Ctrlキーを入れ替え
  • F12キーの右側の3列に「Mute, Volume Down , Volume UP」を設定
  • ESCキーに「~」を設定

することにしました。これでWindowsに切り替えた時に入力がし難いキーを自分好みのキーで入力することが可能になりました。