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VMware Remote ConsoleでゲストOSのディスプレイが表示されない


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ゲストOSに接続したものの画面が真っ暗なまま・・・ Big Surをクリーンインストールしたことを機に、VMware Remote Consoleの最新版をインストールしたら、ゲストOSに接続後画面が真っ暗なまま何も表示されないという現象が発生した。

エラーも何も表示されないので、気がつくのに時間がかかったが、「そういえば以前、Firewallでポートが塞がっているときにも同じような現象があったな」と接続ポートについて調べていたところ原因がわかったのでメモ。

  • VMRC 11.x 以降、仮想マシンに接続するポートが902から443に変更された
  • 以前のポートも利用できるがそのためにはクライアント側の対応が必要

以下は、VSCodeを利用して設定ファイルを開く場合

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$code ~/Library/Containers/com.vmware.vmrc/Data/Library/Preferences/VMware\ Remote\ Console/preferences
ESXiへの設定内容
pref.preferWebMKS = “FALSE” # <==末尾に追加

下記KBにあるように、ESXi 7以前と以降ではデフォルト利用のポート、プロトコルが変更されているため、今後両方の環境を併用する場合、設定をさらに変更する必要がありそう。 あと、以前はBrewでインストールできていたはずだが、現在はApp Storeで公開され始めたからかbrewでインストールできなくなっている模様。

VMware Remote Console 11.0 では ESXi ホストのポート 443 が必要となる (76672)