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Anker Powercore Fusion 10000


Amazon のブラックフライデーセールが始まりました。

Anker PowerCore Fusion 10000

以前にこちらに書いた通り、常に持ち歩いていてたAnkerのモバイルバッテリーがダメになってしまったので、今回のセールに期待していました。

Anker PowerCore Fusion 10000

Anker の USB PD 対応の USB-C と USB-A が1ポートずつあるアダプター兼モバイルバッテリー。10000mAhなだけあってそこそこの重量感。公称297gということなので、小さなペットボトル1本とほぼ同じと考えると、なるほど重い。

ブラックフライデーセールで25%OFFに

購入前にKeepaで価格を確認すると、9月の25日から27日にかけて、4,311円にはなっていたようですが、今回はそれを大きく超える3,593円。25%OFF。ここまで安くなると新しいモデルでも出るのではないかと思ってしまいます。2021年10月1日と、発売から1年経っていることもあるので、あながちありえない話でもなさそうです。

前モデルの Anker PowerCore Fusion 5000 は、LEDが4つあり、そのLEDの光の具合でバッテリー残量がわかる仕組みでした。今回のモデルも当然そうだろう、さらにLEDが8つあるので、12.5%ずつわかるのだろうと思っていたら、説明書には、25%,75%,100%の例しかありません。ただ、使っている限り、説明書にない例のLEDが4つ(50%?)残量も確認していますので、12.5%レベルの残量確認はできるのじゃないでしょうか。

各ポートの性能について

2 ポートある USB ポートのうち、USB-C ポートはPowerIQ 3.0 対応、USB-A ポートはPowerIQ(無印)対応のようです。USB PDと違うのかと思っていたら、PowerIQ とはPower Delivery (9V = 3A / 15V = 3A / 20V = 5A)、Qualcomm Quick Charge等の充電規格と互換性があるそうです。残念ながら、PowerCore Fusion 10000は、 20V=5A には対応していないので、5V=3A / 9V=2.22Aのみとなるようではありますが、接続した端末が対応している場合、高速充電が可能となります。

Anker PowerCore Fusion 10000

USB-A ポートについては、PowerIQのみの対応で、最大出力が5V=2.4A になっているようです。では対応していない場合どうするのかというと、説明書を注意深く読まないと気がつきませんが、

イヤホンやスマートウォッチ等の入力電流が低い製品には「低電流モード」をご利用いただけます。モバイルバッテリーとしてUSB-Aポートをご使用時は電源ボタンを2回押す、または2秒間押し続けると本モードへ切り替わり、LEDライトが緑色に点灯します

と記載があり、低電圧のものを利用するときは、USB-A ポートに接続した上で、ボタンを2回クリックすると、電圧が低い状態で(5V=1A?)で充電ができるようです。

前モデルとの比較について

購入してから気がつきましたが、充電可能な外部入力端子がなくなっていました。USB-C ポートは出力専用で、入力はコンセント端子からのみとなっています。以前のAnker PowerCore Fusion 5000 はUSB-A-MicroB 形式で入力が可能で本当にごく稀に使ってはいたのですが、充電はコンセントからのみとなってしまいました。

Anker PowerCore Fusion 10000

サイズ感はAnker PowerCore Fusion 5000よりも縦横幅、どれも1cmほど大きくなっています。それぞれ約1.14%拡大していると考えると体積は1.48倍。なのにバッテリー容量は2倍となっているところに、技術の進歩を感じます(笑

思っていたよりも重量がありますので、壁のコンセント直接差し込みで利用するのはやや厳しいかもしれません。卓上コンセントなどを併用してモバイルバッテリーとしての充電やUSB急速充電器として活用することが望ましそうな気がします。

古いモバイルバッテリーの処分方法

やや番外編ですが、今回、壊れてしまったAnker PowerCore Fusion 5000 の処分方法について、やや目から鱗な解決策がありましたので、忘れないためにメモしておきます。

自治体にもよるかもしれませんがモバイルバッテリーは不燃ゴミとして処分できません。ではどこで処分できるかというと家電量販店、ビックカメラグループのコジマで回収をしてもらいました。

コジマは栃木発祥ということもあり、関東圏に特に多い印象がありますが、その中でも郊外型と言いますか車で行きやすい立地にあることが多い印象です。どの店舗でも店頭で蛍光灯やモバイルバッテリーなどを回収しているとのことですので試してみました。

店舗の中を2,3周したのですが、プリンターインクや古いスマートフォン以外の回収ボックスが見つからず、店員さんに確認すると、モバイルバッテリーや蛍光灯の類はカウンターで回収しているとのことでお願いしました。

長年使っていたこともあり、出力周りの印字が見えなくなっていたこと、充電器一体型のモバイルバッテリーということで説明に若干手間取りましたが無事に回収していただけました。