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authorized_keysとauthorized_keys2の違いについて


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昨日、Proxmoxのsshを制限していたときに、authorized_keys2という見慣れないものを見つけたので調べてみた。

Proxmox VE のSSHを制限する

OpenSSHの脆弱性が新たに発表されました。これは放置しておくと SSH を受け付ける全てのサーバーを乗っ取る事ができてしまう脆弱性で、「regreSSHion」と名付けられています。過去対応されたバグが戻ってしまったということで、すこぶる上手いネーミングですね。

結論から言うと、2001年にDeprecated(非推奨)となったファイルのようなのだ。なので、昨日、設定時に削除したが、問題はなかった。

もともとOpenSSH 3以前のリリースでは、マニュアルに以下のように記載されていたらしい

Quote

The $HOME/.ssh/authorized_keys file lists the RSA keys that are permitted for RSA authentication in SSH protocols 1.3 and 1.5 Similarly, the $HOME/.ssh/authorized_keys2 file lists the DSA and RSA keys that are permitted for public key authentication (PubkeyAuthentication) in SSH protocol 2.0.

What’s the difference between authorized_keys and authorized_keys2?

ただ、結局2001年からはauthorized_keysに統一され、ただ、authorized_keys2を利用していたかもしれない人たちのために、後方互換性を残していた、と。

もはや20年以上前の設定ファイルなので、考慮はしなくても良さそうである。