【2022年】「Windows10のインストールが失敗しました」が出たWindows8.1をWindows 10にアップグレードした
今更ながらにWindows8.1をWindows10にアップグレードしました。
2022年2月22日時点でもWindows8.1からWindows10へのアップグレードは可能だった。
無料公開が終了してからもWindows10へのアップグレードは無料で行えるとちらちらと聞いたことがあったので、まだできるのかな?と調べたところ、変わらず無料アップグレード可能なようでした。
そこで、VMware Esxi7上で、眠らせたままになっていたWindows8.1の仮想マシンをWindows10にアップグレードすることにしました。2022年2月22日時点でWindows8.1からWindows10へのアップグレードは可能でした。
なお、今回利用したWindows8.1はOSインストール直後のスナップショット状態で残していた仮想マシンで、Windowsアップデート等もほとんど適用されていない、いわば「素の状態」に近い端末となります。
Windows8.1からWindows10へのアップグレードが何度も失敗した
当初、何度も「Windows10のインストールが失敗しました」画面が表示され、アップグレードできなかったのですが、色々と調べているとそのような場合に成功するためのノウハウがあり、その手順に従って対応したところ、アップデートできましたので、備忘録としてまとめておきます。
Windows10へのアップグレード手順
ライセンス認証が取れていなければ通常Windowsは利用できないと思いますので問題はないと思いますが、アップグレードにはライセンス認証が前提となります。ライセンス認証が取れていることを確認したら、下記URLにアクセスします。
ちなみに私の端末はオフライン状態でしたので最初認証が取れていない、と判断されていました。その場合は、オンライン状態にしてしばらく放置するとライセンス認証が通るかと思います。ライセンス認証が通らない場合は、再起動をしてみると良いかと思います。
Link:Media Creation Toolのダウンロードリンク
Media Creation Toolのダウンロードが開始されたら、適当なところに保存しましょう。
保存しないで直接実行しても不都合はありませんが、私の場合はなんどか失敗しました。その場合、再度上記URLにアクセスするよりも、ダウンロードフォルダに保存されているMedia Creation Toolを実行する方が早いです。
また、Media Creation Toolは右クリックから管理者として実行する必要があります。
ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら、「はい」を選択し、Media Creation Toolを起動します。
起動までそこそこかかります。この時に、他のウィンドウをクリックしたりしていると、「ライセンス条項同意画面」がバックグラウンドで起動され、Microsoft Media Creation Toolの起動に気がつかない場合がありますので、あまりに起動が遅い場合は、タスクバーを確認して、Microsoft Media Creation Toolがバックグラウンドで起動していないかを確認しましょう。
万一、バックグラウンドで起動していた場合は、下記のように、Microsoft Media Creation Toolのアイコンをクリックして最前部に持ってきましょう。
Microsoft Media Creation Toolのソフトウェアライセンス条項同意画面が表示されます。
条項を確認し、問題がなければ「同意」をクリックして次へ進めていきます。選択肢で他のPCアップデート用のUSB作成もできるようですが、今回は、「このPCを今すぐアップグレード」します。
アップグレード中に「更新プログラムのダウンロード」が始まったら物理的にNW接続を断ち切る
「このPCを今すぐアップグレード」を選択すると、事前セットアップ(クリーンアップ)などが行われ、途中、「更新プログラムのアップグレード」が始まります。
ここがポイントのようで、現在のWindows10とアップグレード元のWindows8.1の状態によっては、更新プログラムができようできず、Windows10へのアップグレードが失敗するようです。
そのため、この「更新プログラム」の適用をキャンセルするために、物理的にネットワーク接続を切る。いわばスタンドアローン状態にすることがポイントでした。
あとは、基本的に放置していればWindows 10へのアップグレードが完了するはずです。アップグレード作業中に自動で何度か再起動が行われますが、基本的に放置で問題ありません。
ただし、アップグレードが完了して、Windows10として起動し多ことを確認したら、Windows 10としてのライセンス認証を通すためにも、忘れずに「仮想マシンの【設定の編集】画面からVMNetworkの【接続】のチェックをつける」ことを行いましょう。